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admin
  【2012年夏】東京から逃げ出します。どこに行こう…    【2014年夏】土地買っちまいました。 【2015年夏】ちょっと動き出します。
                       
   
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この問題につては、激しいバトルと駆け引きと陰謀術数が飛び交うであろうことが
想像に難くないのであります。しかし問題の根本は至ってシンプルだ。

彼は犬がほしい。
あたくしはねこが欲しい。
いじょう。

両方飼えばいいじゃないか。って思うでしょう。
ええそう思うんです。
きっとそうなると思うんです。
ただこう、いろいろとディティールが、ね。

あたくしもちろん犬も大好きですから、犬を飼うのは歓迎であります。
彼は柴わんこが欲しいらしい。柴いいですよまったく豆柴なんか殺人的に可愛いと
思う(しかし豆柴はふつーの柴くらい大きくなっちゃうことがあるらしいすね)。

ただ。あたくしには1点、どうしても譲れないポイントがある。
それは犬の「命名権」であります。いつか犬が飼えるようになったら、
ぜったいこの名前をつけるんだ! と、心に決めた名前がある。
由緒ある(?)和風の名前なので、柴にはぴったりなのであります。

しかし彼は。犬に関する主導権は一切私には渡したくないらしい。
どうも彼は、あたくしとおじょうさんずに囲まれてマスオさんのような気分を
味わい(美女たちに囲まれてなにが不満だというのだ!)、それでいておじょうさん
たちが「ままいのち」なのも気に入らなかったらしい。

従って、自分を頂点とした主従関係をわんこと結びたいらしい。

…いいけどね。わんこは誰がその家の真の支配者であるか見抜くと言うからね。
頑張って貰いましょう。
はっ! もしかしたらわんこが自分以上にあたくしになつかないように、あたくしに
単身赴任もしくは超距離通勤しろと言っているのかしら!?

ねこはね、必須ですよ。薪ストーブと並んで必須の天然暖房器具「ねこたつ」です。
もちろん多頭飼いですよ最初から。できれば兄弟姉妹を迎えたいのであります。

ああええと。また話が思いっきりずれてる。
まああれです。いろいろと調整事項が多いものの、けものは必須である、と。
そうした場合、けものより先に人間が死ぬわけにはいきませんから、そして
けものには20年くらい生きて貰うつもりなので、早めに合流したいなぁ、と。
でも灼熱地獄の東京のコンクリートの檻(マンション)ではかわいそうだし、と、
こんなところにも東京脱出を急ぐ理由があるのでありました。
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玄関の照明を彼が人感センサーにしてくれたんだけど、10年にわたって刷り込まれた
「スイッチを押す」という無意識行動をリセットすることができなくて
人感センサーが意味なし子さんでちょっとかわいそう。


どうも彼は那須がいいぽい。
あたくしが那須に対してちょっと引き気味であるので、もう一度行こうという。
ちゃんと町もあるから大丈夫だから見に行こうと言う。

行くのは全然いいですけどもね。
なんで那須なんだか今ひとつ那須の「惹き」が判らん。

なんてことを話していたら彼が、「やっぱ那須ダメ」と言い出しました。
どうやら福島原発事故の「ホットスポット」らしい。あらまあ。
どこに住んだって何かしらリスクはつきものだけど、
ホットスポットにわざわざ飛び込んでいく必要もないし…。
まああたくしは那須、そもそもあんまピンと来てないのですが。
で、ここまでが9月中旬くらいまでのおはなし。

更に。
彼が「光回線を条件にすると、候補地がある程度限定されるかもしれない」と言う。
ええー。今時日本全国光回線じゃないの? 無人島に行くわけじゃないのに?
あたくしがそう言うと彼はため息をつきつつ、まったくこの嬢ちゃんはもういいおばさん
なんだから現実をちゃんと認識しなさいよという顔をする。

そしてとうとう候補地探しに疲れてきたのか、もう那須でいいじゃんと言う。
いいよもう那須で。那須ね。って。
…なすなす言わない。那須は行かない。

なんか彼ね、ちょっと焦ってきたみたい。あと5年しか、いや4年半しかないって言う。
あたくしはあと4年半もあるのにって言う。ある部分では彼はあたくしよりかなり
せっかちだ(あたくしの場合ぎりぎりにならないと動かないとか、アイドリングが
長すぎるとも言う)。

しかし。急ぎたい要因として、「けものもんだい」という重要な問題があるのであります。
(続く)    
  
   
   
                       
   
彼が「なーにがカフェだ。け。」と言いました。いや喫茶店でいいんですけど。
え? そういう問題じゃないんですか?

軽井沢を見た翌週、那須に行くことにしました。同じくらい暑い時期に行かないと
比較できないかもと思って強行軍(なので実は行ったのは1カ月近く前)。

で、那須なんですが。

■東京までの距離(時間)は軽井沢と同じくらい。
■ブランドものの「軽井沢」よりちょっと安い

という環境用件に加え、メリットとしては「温泉」でしょうか。那須は温泉付き別荘が
多い。一般家庭でも温泉引いてる家は少なくないのかな。温泉引けるんだったら浴室に
凝りたい。一面は窓にして全解放できるようにしたい。できれば半露天みたいにできると
ベストなんですが。お風呂は彼も拘ると思うから、全却下なんてことはない、と思うん
だけどダメかしら。(最近あまりにもいろんなことが却下されるのでちょっと弱腰)。

そんな妄想を抱きつつ那須。

メインストリートなんでしょうか、観光客目当てのお土産屋さんとかお食事処が並ぶ道が
ちょっと渋滞。

メインストリートと思われる割には道が細い(片側1車線で歩道なし)。そう言ったら
彼が、

「これだから東京の子は…」という。また言いやがる。

しょーがないじゃん東京しか知らないんだから!

「いやだから心配なんだよね…」ってことなんでしょうが、あたくしの順応力の
高さを…! ま、いいや。

このメインストリートらしき道沿いに、ものすごく大きな道の駅が。あたくし道の駅
大好きだったんですけど、なので見かけると片っ端から入っていたんですが最近。まあ
しょうがないんだと思うんですけども、道の駅ってみんな似たり寄ったりで、というか
農産物直売所以上でもなければ以下でもないみたいな感じですこし飽きてきました
すいません。
前はもうちょっと個性があったような気がするんですけど気のせいでしょうか。
前っていったい何年前ですかという質問は却下です。

さてさて不動産屋さん。このメインストリートらしき道沿いに数件あります。
片っ端から見て回ります。しかし軽井沢とは勝手が違って…。

まず。

■あんまり表(窓とか)に物件情報が貼り出されていない。

■中にも、軽井沢(もしくは東京)のような、「物件ラック(と言っていの?)」が
(のぞき込んだ限り)見当たらない。

■客の気配を感じても一切出てこない(というか、のぞき込んでも無視?)。
 地元のお父さんたち(らしき)ひとたちでだべってる。

あああすいませんべつに悪口書こうとしてるワケじゃないんです。なんというか
商売っ気がないというか。別の言い方をすれば、軽井沢ほど気軽に一見客が不動産屋
さんにふらりと入ることなんてないのだと思います。

なので不動産屋さん巡りは軽井沢に比べて不発でした。
でも軽井沢では(渋滞していたので)見られなかったスーパーは見た!
こっちとあんまり変わんないですね。

彼が言うには、一口に那須と言っても広くて標高差があるので、どこに住むかによって
雪の量とかが変わるそうです。むーん。別荘地帯も見ましたけどもね。

うーん。ここもあんまり…なんか…つまんない(ぼそ)。
軽井沢に行ったときに通った「佐久平」くらいの町がそば(車で15分、遠くても
30分圏内)にあるといいと思うのだけれど、ちょっとここはどうかしら…。
うーん観光客相手のものしかないような…。どっかほかにあるのかな…。

うーん…。

   
  
   
   
                       
   
彼がこのページを見て、
「やっぱりあんたは全く現実をみないであれがいいだのこれが欲しいだの
 言いたい放題で…」
とぶつぶつ言っていますが、それはまあ今に始まったことでもないので。

さてさてそれで軽井沢なんですが。
中心地を散歩しながら、不動産屋さんに飛び込んでみました。お盆の真っ最中だったため
お休みのところもあったんですが、売り出し中の別荘情報(10件以上)や地図なんかが
クリアファイルにきちんと1部ずつ整理されて「ご自由にお持ちください」と置いてあった
のはびっくりですよ。もちろんいただきましたよ思わぬ戦利品。

んでですね。不動産屋さんに飛び込みまして。棚分けを見ると軽井沢の地域的な区分けが
よくわかります。名称はうろ覚えですが、
「軽井沢(駅近辺)」「新軽井沢(関越インターの付近)」「大日向」「追分」などの
区域に分かれているようです(他にもまだ別荘区域がある)。

「ほー」とか「へー」とかいいながら、まず土地物件を見てみます。
やっぱり軽井沢駅のあたりが一番高くて、そこから離れるほど安くなる。感覚的に安いのは
「追分」と「新軽井沢」のような気がします。でも新軽井沢=関越軽井沢インターのそば
というのは混むのではなかろうか。何しろ夏は、プリンス通りから軽井沢インターを過ぎて
高速道路まで渋滞が繋がると聞いているし。

そしてざくざく物件をほじくっていると、案の上声をかけられました。いつもならそういう
のは嫌なんですが今回は大歓迎です。今すぐじゃないんですよと念を押しながらいろいろ
教えて貰う。

そして「追分」から1件、「大日向」から1件、ピックアップしたところに案内して貰う
ことにしました。道すがら「ビルゲイツが軽井沢に別荘を建てているというのは本当か」
と聞いてみたところ本当だと。

「いま建築中ですがちょうど横を通りますよ」とのことだったのですがまあびっくりですよ奥さん。
…体育館作ってるのかと思ったよ。つまりはそういう規模感です。け。

さらに車中で、「軽井沢は乾燥しているのか」とか「どのくらい雪が降るのか」とか聞いて
みると、過去5年間の最大、最小、平均降雪量とか晴天率とかをまとめた資料をくれたり
しました。やっぱ別荘を求める=県外からやってくる客が多いという地域性ですかね。
準備がいいなぁ。

まず案内して貰ったのは追分です。写真撮らなかったのですが、環境としてはかなり
あたくしの理想に近いです。該当地300坪、道をはさんで前後左右、回りの敷地もみんな
300坪前後もしくはそれ以上の広さがあって、そのうち後ろの土地だけに家が建っている。
つまり森の中同様。あたくし大喜び。しかも安い。300坪で1,000万円からおつりが来ます。
これは安い方だと不動産屋もいっていた。なにかあるのか安いわけが。まあどんなに
気に入ったところで今すぐ買うわけではないので、あんまり突っ込みませんでしたが。

彼は「うっそうとしすぎ」だという。でも切り開けばいいじゃん。
湿度高いと言う。だから切り開けばいいじゃん。
家のうしろに木、南側は畑、それ以外に見えるもの(つまり借景)は森、これ以上の
ロケーションがあろうか!
しかし浮かれているあたくしに彼はちっとも取り合ってくれない…。ち。

あと軽井沢の別荘地帯の「道」なんですけどね。対向車が来たらどっかで脇によって
止まらないとすれ違えないくらいの道幅で、しかも「砂利道」。不動産屋さんが言うには、

「舗装することに反対の人が多い。別荘地のイメージを壊してしまうため」

とのことでした。でも砂利道ですからね、車の轍のあとに水が溜まってたりしますが、
「町道なので役場に連絡すれば砂利を引きに来てくれる」そうです。

更に。建築規制もあるそうです。以前軽井沢に別荘を建てようとした人が、なんと言う
んでしょうかドーム型? 屋根のひさしがないタイプのものを建てようとしたら、許可が
下りなかったそうです。他にも色だの何だのに規制があるらしい。

良くも悪くも軽井沢は「軽井沢らしさの演出」までもがしっかり管理された別荘地
なんですね。

次に見に行ったのは「大日向」。名前の通り日当たりの良い地域、晴天率の良い地域との
ことです(ちょっと「いかにも」なネーミングなような気がしないでもない)。
ここははっきり言って住宅地。敷地がどこも150坪〜200坪くらいあるのでちょっと庭の
広い家が並んだ住宅街という感じです。

完全別荘地ではなく地元の方もたくさん住んでいる地域であるらしく、下水道完備(別荘は
浄化槽対応のところが多い)。一方で地元の人も多いということは、近隣とのつきあいとか
朝話したことが夜には町中の人が知っているとか(大げさ)覚悟しないといけないかも
しれない。

彼はこっちのほうが便利でいいよと言うけれど。でもなー。普通だもんなー。森もないし。
なんか木々に遮られて隣の家が見えないとかがいいんだけど(うるさい)。

いろいろ土地の成り立ちとか、さすが地元の不動産屋さんという感じで詳しいし、
なかなか収穫があったと思います。そして意外な収穫は「抜け道」。バイパスがもう渋滞
ひどくて大丈夫かしらと思っていたら、さすが地元の方。裏道すいすい。彼はそれを
スマホのGPSに記憶させていて「大収穫だ!」と喜んでおりました。

ま、そんな感じで下見第1弾でありました。なんか下見にすらなってない気がするが。
軽井沢ねー。ブランドだけどねー。あんまりピンとこないのはなんでだろう。
なんか人が多いんだよね。もうちょっと田舎がいいかなぁ(こういう曖昧かつ
てきとーな言い方が彼に怒られる要因であるのだけれども感覚的なことって重要だと
思うのよ)。

次は那須。






   
  
   
   
                       
   
候補地【軽井沢その1】

そんなこんなでこの夏、下見を兼ねて軽井沢へ行ってみました。軽井沢、大好き
たっだんですけどアウトレットができて以来渋滞がひどくて、ここ10年以上行って
いなかったのであります。
そして。単に遊びに行くのと定住候補として見に行くのはではかなり見え方が変わって
くるもんですね。

で、行く前に軽井沢に移住した人のブログで少し情報を仕入れてから行きました。

【情報その1】軽井沢は夏、人口が増加する。

さすが一大メジャー別荘地。行ったのはお盆のど真ん中の週。スーパーの前の道、渋滞…。
うーん、どうなんだろうスーパー前が渋滞する地域…。あたし住めるのか?

【情報その2】軽井沢は実は湿度が高い

意外にも軽井沢は「湿度が高い」と。えええそれはあたくしにとってかなりのマイナス
ポイントであります。
軽井沢の駅のあたりから少し西にいくと「大日向」という別荘区域があり、更に西に行くと
「追分」という別荘区域、更に西に行くと「佐久平」という新幹線の駅のある町(軽井沢の
隣駅)があるのですが、西へ行くほど湿度は下がるらしい。

【情報その3】別荘の中には「夏仕様の別荘」というのがある。

中古の別荘を買うときには「夏仕様」の別荘があるので注意しましょうという記述には
びっくりしました。なにしろ「夏仕様」つまり、夏にしか使わない前提で作っているので
その別荘では「軽井沢の冬は越せない」! ああ恐ろしい…。

実際に別荘地帯を走っていると、玄関先や庭に薪をたくさん積んでいる家とそうでない家
とがあって、薪をたくさん積んである家は「ああこのうちはここで冬を越すのだな」と、
薪のあまりない家は「この家はもしかして夏仕様かしら…」などと思ったのでありました。

薪ストーブはあたくしが強く希望する設備でありますが(希望設備一覧はまた別途)、
そして彼は例によって薪ストーブは消極的なのでありますがそれはともかく「薪」という
ものはすぐにストーブにくべられるものを買ってくるのでない限り、2年がかりで乾燥させ
ないといけないらしい。つまり定住するひとは(かつ薪ストーブを持っている人は)
庭先に「必然的に」薪の山ができることになる。

一方で彼対策としても書いておくと、どっかのブログ(どこに移住いた人か忘れたけど)
雪の降る地域では薪ストーブは「必須」の「暖房器具」という「実用品」である、
とありました。必須ですよ必須。絶対欲しい。

とまあこの程度のかなりざっくりした知識で乗り込んだのでありました。
(つづく)。    
  
   
   
                       
   
週末。

まだまだ暑いのに街に並ぶショーウィンドウはもうすっかり秋の装いで、バーバリー
ショップの前を通ったときちら見かけた濃紺のトレンチコートに、ああやっぱり
トレンチはバーバリーよねなにが違うのかな同じようなトレンチなのにバーバリー
のトレンチだけはぱっと見ですぐ判るのって何が違うんだろういままでトレンチは
定番色しか持っていなかったけど、濃紺か真っ赤なトレンチがほしいなぁやっぱり
…と思ったところで気がついた。
東京脱出したらいらないじゃんトレンチなんて。ま、いいや。

さて。
昨日なにげに「軽井沢で300坪の土地を見たときに」と書きましたが。
なに贅沢言ってんだこのおばさんはとお思いでしょうが、そしてあたくしもついこの間
まで100坪ありゃ十分でしょそれ以上は贅沢よと思っておりました。が。

軽井沢へ行ってみて思った。東京の100坪ってすごいですけど、軽井沢みたいに密集して
いない広々としたところでは
「100坪狭っ! なにこの狭さ! あああ最低300坪は必要だわ!」
って感じになるのです。ま、軽井沢といえど(軽井沢に決めたわけではないですが)
東京よりは地価は安いでしょう…。

というわけで。

【できたらこうだったらいいなぁ的条件】

■敷地300坪(負けても230坪)

■車で15分圏内にスーパー、ホームセンター、本屋、病院、駅、喫茶店があると嬉しい
 んですけどまあ30分以内ならいいです。あたくしにとって本屋はアミューズメント施設
 なのでできれば大きい本屋があるとかなり嬉しい。文具売り場なども是非併設しておいて
 いただきたい。

■そして同じく車で15分圏内くらいで「おいしいパン屋さん」がほしいです。カフェを
 併設してたりしたらもう文句はありません。でもこういうのって、きっと軽井沢とかで
 ないとないんでしょうね…。

■ネットスーパーの宅配エリアだと嬉しいんですけどすいませんこれはダメモトで言って
 みました。車でおつかいにいくのはぜんぜんおっけーなんですが、お米とかお酒とか
 かさばって重いものは配達してもらえると嬉しいなぁと。酒屋さんがあって配達してくれ
 てもいいんですけどね。まあ AMAZON で頼むって手もあるし。

なんかなぁ。ちょっと自分でも都会と田舎のいいとこ取りみたいな気もしてきた。
ま、あくまで希望、理想ということで。

【地域選定条件】

さて。
脱出先地域なんですけどもね。ね。

これを考えるにあたっては、重大な環境用件があります。
それは。

「世間一般的な定年より随分早いけどハッピーリタイヤあとはもう楽しいことしか
 しないもんね脱出」

なのか

「とりあえず東京を脱出したもののもうちょっと働かなきゃならないみたいくすんくすん
 東京まで超距離通勤生活覚悟の脱出」

なのか。これが大きな問題だ。

前者だったらもう、北は北海道から南は沖縄まで、いやいや日本にすら拘る必要も無く、
ほんとに無人島でもいいわけです。しかしもし後者ならば。ば。ば。

新幹線で通える範囲となると、軽井沢か那須? なんかすっごいミーハーな、
そして高そうな場所…。軽井沢から東京まで新幹線で1時間20分、那須からも同じくらい
でしょうか?
しかし。お家から駅までの距離(やっぱ車で行くの?)と、東京駅から会社まで、乗り換え
 が入ったりすると2時間見なきゃいけないんでしょうか…。

あー。あたくしは、彼が東京に働きに行くのに駅まで送り迎えする役目を担当したいと
おもうのですが、彼は、あたくしに働きに行け自分は専業主夫になると言う。

そんなん許さん。
あたくしの憧れ専業主婦の座をそんなに簡単に渡すわけにはいかないわ。

いやいやいやそれはいいんだけれど。
東京脱出を5カ年計画にしているのも、できれば遠距離通勤は回避したい、なので5年で
なんとか仕事(お金)に目処つけられないかしらというのが大きな理由のひとつでも
あるのです。

   
  
   
   
                       
   
夏休み、脱出先候補のいくつかを実際に見て回ったりしましたが、その前に。
東京を脱出するに当たっての条件(希望)を整理しておきたいと思います。

【必須条件】
■ネット回線が開通していること(出来れば光がいいなぁ)。
■宅急便が届くこと。
■最低限の生活インフラが整っていること(電気、ガス、水道、ケータイの
 電波)
■極端に暑くなく、極端に雪や雨が多かったりしない。
■住宅地、田舎暮らしいずれもNG、できれば別荘地

上記は必須条件です。これさえ整っていれば、極論すれば無人島でもいい。

ネットは必須です。たぶんネットが無いと生きていけない。いや、なきゃ
ないで生きていけるのだろうけれども、ネット環境さえ整っていれば、
どこに住んでいようとあんまり変わらない気がする。

宅急便も、ネットと同じくです。ネットと宅急便環境さえ整っていれば、
東京のど真ん中に住むのも無人島に住むのもあんまり変わんない気がする。
無人島にはおされなカフェも流行のスポットも美味しいけどバカみたいに
高いレストランも無いけれど、そういうのはもう要らないし。

住宅地は基本的に避けたい。彼は住宅地の方が便利だと言うけれど、
そして確かにその通りだと思うのだけれど、住宅地は基本的に嫌です。
だからといって田舎暮らしも避けたい。

東京を脱出するバーターとして、ある程度の地域との関わりというものは
避けては通れないと覚悟はしているけれど、できれば関わり度合いは
低い方が嬉しい。ええ、人見知りのヒキコモラーですからね。

そう考えるとどういう所が理想なのかと考えると「別荘地」なのではないかと。
軽井沢ほどのメジャーな別荘地ともなれば、別荘地域には東京を中心に
あちこちの人が集まっているだろうし、地元の人も地元以外の人間の受け入れ
に(つまりは地縁血縁に淡泊な人もいるということに)他の地域の人たちよりも
慣れているかもしれない(あくまで期待値)。
しかしながらもしそうだとしても、東京ほどの(冷淡さにも繋がる)淡泊さでは
ないであろうから「ある程度」の地域との関わりは覚悟しているつもりなのです。

ま、あちこちで別荘区域というところがあるようなので、そういうところなら
「ある程度」は(たとえばこてこての田舎暮らし地域よりは)距離感を
保てるのではないか、という期待と。

それと。

「木」がいっぱい生えているところがいいのです。うっそうとした森もしくは
林の中をあるいていくと、ぽっかり開けたところがあって、そこに畑とお家が
ある、みたいなのが理想です。ええ、あくまで理想ですよ。ただ、それに近い
ところがいいんです。できたら裏手に幅1メートルくらいの小川なんか流れて
たらもうサイコー。
そういう立地はやっぱり別荘地帯に多いみたいなので、理想は別荘地。

さて。ここで夢見る夢子さんにあたくしはなりきれない。
なぜなら彼が現実をつきつけるから(お約束)。

身勝手な必須条件をぞろぞろ列挙してきましたが、ふわふわうかれている
あたくしを地に引きずり下ろすのは毎度彼のお役目です。

『そんな森の中は、夜とかものすごく怖いよ。東京とは違った意味の怖さで、
 でもものすごく怖いよ。もし僕が出かけていて一人っきりだったら
 どうするの?』

→それはあたくしもそう思います。実際軽井沢の300坪の土地を見たときに、
 「夜は怖いだろうなぁ」と思いました。窓から見えるのは真っ暗な世界。
 風に揺れる梢の音とか木がしなる音とかにいちいちびくびくするのだろう
 なぁと思うのですけれども、それすらも楽しみなので、
 動じようがありません。実際に経験したら「甘かった」と思うかもしれないし、
 無音の世界を想像以上に喜ぶかもしれない。こればっかりは判りません。

『虫たくさんいるよ。だいじょぶなの?』

→虫、虫ねー。ええ好きじゃないですけどね。でもまあほら、虫コナーズ
 とかもあるじゃないですか。あ、蛾とかはだいじょぶですよ。
 蛙はね、多分我慢できる。20センチサイズのガマガエルとかでなければ。
 実際軽井沢でも随分見たけど騒がなかった。我慢したら我慢できるもん
 なんだと思いました。たぶんミミズとかもだいじょぶ。
 きっと。だけど蛇だけはだめだなぁ…蛇トカゲ系は逃げることにして、
 なんとか折り合いをつけていきたい所存。

『どこ行くのも車だよ。歩いて3分でコンビニなんてないよ』

→ぜんぜんおっけーです。車大好き。今でこそぴかぴかのペーパーゴールド
 免許ですが、若かりし頃は一晩中首都高走ってましたよ(いや走り屋という
 わけではないけれど)。

『どこ行くのも車だから、今みたいに週に1〜2度、外でうまいお酒と肴なんて
 ことはできないよ。基本的に1年365日、お家ごはんだよ』

→うっ…。あの、運転して貰って、あたくしが代表してお酒をいただくという
 わけには…(ぐふっ!)…いえなんでもないです独り言です…。
 これは正直言って判りません。一番自信のないところ。今みたいな生活を
 しているから、彼と外で
 ゆっくり会話しながらごはん(&お酒)する時間を必要としているのか、
 だとすれば東京を脱出すればそういう欲求はうすれるのではないか、
 と考えられる反面、そういう時間&場所自体をそもそも必要としているのか。
 まあ遠出した際の楽しみということで折り合いつける方向で。

『今みたいに1年365日、昼間だろうが真夜中だろうがゴミを出せる環境なんて
 引っ越したらないよ。へたしたら車でゴミ出ししなきゃいけないよそれも
 朝早くとかの限られた時間内に』

→あ、それはよろしくお願いします(きっぱり)。

なんだかこう書くと、まるで彼が東京脱出に反対しているかのように見えて
しまいますがそんなことは全然なくて、むしろ彼の方がノリノリで脱出先候補
を探してるんですけどね。

たぶんあたくしが勝手に理想郷を期待して現地に乗り込んで、現実との
ギャップに「こんなはずじゃなかった」ってゴネられたらたまんない、
ってとこだとおもいます。

長くなったので続きます。

   
  
   
   
                       
   
ああ…。あつい…。

会社は寒いんですよ。こんなに寒くしていいんですか非国民じゃないんですか朝会社に
行くときは暑くて暑くて、ああ今日のお昼ご飯は冷やしたぬきうどんにするぞ!と強く決意
するのに会社にいる間にすっかり身体が冷え切って冷やしたぬきうどんなんてとんでも
ないなにかとにかく何でもいいから温かいものを! という状態なのですがお家では
あんまりエアコン入れないもんですからあまりの気温格差にもう…。

ああ、会社が冷えすぎるのはビルが古くてついでに空調とかの設備も一緒に古くて
温度調節があんまりうまくいかないんです(なにしろ再開発が決まっている地帯)。

なもんですから昼間は身体がキンキンに冷えており、夜お家に帰ると暑くて暑くてもう
暑いってのはこれほどまでに人の思考回路とやる気と切実さを剥いでしまうものなのか
ということを実感する夏休み明け。

…。
何が言いたいかと申しますとね。
東京脱出計画の諸条件だの物件や地域に対する所感だのをちまちままとめて
いたんですよこれでも。

んでね。
そのファイルがね。
見事にね。
飛んでね。

…。

自力復旧(つまりはもう一度やり直し)までもうしばしお待ちを。


   
  
   
   
                       
   
虚脱状態。
ああ。休暇は終わりぬ。夢も終わりぬ。

   
  
   
   
                       
   
す、涼しい! in 白馬。
現地の方には「今年は白馬も暑くってすいません」と言われましたが
ぜーんぜん涼しい。エアコンなしでぐっすり。

今週は避暑兼移住先の候補地下見なのであります。
東京に戻ったらまとめたい。
   
  
   
   
                       
   
明日は大阪に入ります。
なーーーんも準備はできていません。
お財布とケータイ(スマホ)があればなんとかなると思うのは
間違っていますか。    
  
   
   
                       
   
なんかこのところうまく書けないし、ここの存在自体もすっかり忘れかけていたんですが。
一方でタイトルの件についてそろそろ整理して考えなきゃいけないかもとおもうので、
テーマを変更して続けたいと思いますよ(キョーミのないひとには申し訳ない)。

10年くらい前から薄々感じていてでもあまり突き詰めてもいなかったのですが、
ここ数年強く感じるようになりまして。

東京はもういいや、と。

いやたぶん東京だけじゃなくて、きっといままでの生き方とか全部ひっくるめて
嫌になってきてるんだと思うのだけれど。

ガッコ卒業してからそれなりに、いや、かなり、仕事してきたつもりですが、正直
もうおなかいっぱいです。これ以上出世したいとも思いませんこれっぽっちも。
こっちがそう思っているのに、または思ってもいないことを勝手に決め付けられて
巻き込まれる、振り回されるだけならまだしも、渦中で舵取らされるのはもう沢山です。

もちろん未熟であったと思うけれど、でもその時々で精一杯仕事してきたし、
そろそろ好きなように生活したい、と思うのであります。

東京というのはこの上なく便利で、同時に退屈極まりない街だと思う。
仕事をするなら東京だと思う。特に今までのような仕事の仕方をするのなら。
でももうそんな仕事の仕方からは卒業する。

かわいい雑貨屋もおしゃれなカフェも、ブランドショップも話題のブティックも
気がつけばまったく興味がない。

つまり、東京にい続ける理由がない。

ということで、東京脱出計画(5カ年計画)発動です。
   
  
   
   
                       
   
あっという間にGWは終わり。
ああ、なぜにこんなに雨が多かったんだろう…。

とにかくね。
仕事のことなんか全て忘れて彼と遊び回りましたよ。

そして連休明け。
今日がまだ月曜日だなんて信じらんない。
持つのか、今週。
   
  
   
   
                       
   
GWの谷間ですが仕事ですよもちろん。

連休前半、久しぶりに高尾山にいきましたの。高尾山どころか、お山自体がかなり
久しぶり。

で。

ええ。

筋肉痛。

「翌日筋肉痛が出て良かったね」とか彼は言うけども、それどころじゃありませんよ。

高尾山はもちろんケーブルカーを使わず下から登り、頂上から折り返すのではなく
その向こう側にある城山に登って更に景信山も登って降りてきたので、久しぶり
なわりにはかなり充実したコースであったのですが。

そして、筋肉痛が左右非対称に出ているのです。つまり身体のバランスが悪いと
いうことなんだろうな…。
今年に入って1度も整体に行けてないしな…。
なんか最近腰も痛っぽいしな…。

ええ、いわれなくてもお年頃だということも判っちゃいますけども。

それにしても谷間というのは、やらなきゃいけないと思ってもなかなか
やる気が出ません。え? あたくしだけ?

彼は連休なんです9連休なんですよいいなぁ。
昨日帰ったらお家のフローリング、ワックスがけしてあってびっくりした。
   
  
   
   
                       
   
今日たまたま渋谷で打ち合わせがあって、ああずいぶんと久方ぶりだわと渋谷駅に
降り立ったとたん、「ここはどこ?」

いやー地下、ずいぶんと変わりましたね(今頃?)

そして打ち合わせ場所までの途中「おおおこれがヒカリエ」。
大人ターゲットなんですよねあたくしターゲットにされてますよね。
しかし時間が無い。さらにあんまり興味も無い(すまん)。

やっとGWの予定が1件決まったんですよ信州のほう行きます。
もうこの際どこでもいいからとにかくどっかへ連れてけーと(メールで)叫んだら
彼が予約してくれた。

なんかちょっと思った。お家で話してるときは(どちらかが強い意志もしくは意向を
持っていない限り)「あーでもないこーでもない」となかなか決まらないのに、
メールで絶叫すると決まるんだな。今度からメールで叫ぼう
(それはそれでどーなんだろうか…)

…でも…仕事も溜まってるんだけどね、あは、あはは…。
そして今夜も吞みだ。

   
  
   
        
  
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練習曲の履歴
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非公開
自己紹介:
■ピアノレッスン履歴■

■教則本■
『HANON』(2008年9月〜
『BURGMULLER25』(2008年10月〜2009年8月)
『SONATINEN』(2009年9月〜2009年12月)

■課題曲■

(2008年)
1曲目:『桜坂』(5月〜6月)
2曲目:『A Whole New World』(6月〜7月)
3曲目:『Save The Best For Last』(8月〜9月)
4曲目:『愛の挨拶』(9月〜10月)
5曲目:『メヌエット(バッハ)』(10月)
6曲目:『ワルツ No.19 A Minor(ショパン)』(11月)
7曲目:『戦場のメリークリスマス(坂本龍一)』(12月〜2009年1月)

(2009年)
8曲目:『ロミオとジュリエット(ニーノ・ロータ)』(2月)
9曲目:『Minuet(Boccherini)』(3月)
10曲目:『My Favorite Things(The Sound of Music)』(4月〜5月)
11曲目:『Gymnopedie(E.Satie)』(5月)
12曲目:『Minuet(ビゼー)』(6月)
13曲目:『ライムライト(Terry's Theme from Limelight)』(6月〜7月)
14曲目:『Summer(久石譲』(7月〜8月)
15曲目:『Turkish March Jazz』(9月〜中断)
16曲目:『Sonatine Op.20 No.1〜3』(9月〜10月)
17曲目:『Bach Prelude No.1 in C Major BWV846』(10月)
18曲目:『Mozart Piano Sonata (K545) 1〜3』(10月〜12月)

(2010年)
19曲目:『Beethoven Sonata no.8 Pathetique 2nd Mov(悲愴)』(1月〜2月)
20曲目:『CHOPIN Valse(10番)Op.69, No.2』(2月〜3月)
21曲目:『CHOPIN Valse(9番)Op.69, No.1』(3月〜4月)
22曲目:『CHOPIN Valse(12番)Op.70, No.2』(4月〜5月)
23曲目:『CHOPIN Nocturne No.20』(5月〜6月)
24曲目:『CHOPIN Nocturne(2番)Op.9 No.2』(7月〜8月)
25曲目:『Je Te Veux(E.Satie)』(8月〜9月)
25曲目:『Fiy me to the Moon.(JAZZ)』(9月)
26曲目:『花のワルツ Tchaikovsky』(10月)
27曲目:『Schumann 異国の人』(11月)
28曲目:『Schumann トロイメライ』(12月)
29曲目:『Brahms Waltz in A-Flat Major(愛のワルツ)(2011年1月)
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